化学実験>合成の楽しさを知ろう―カルメ焼き編

前回はスライムを作る実験を紹介しました。
どうでしょう、自分の納得のいくスライムを作れたでしょうか。
また、合成の楽しみをすこしでも感じていただけたでしょうか。
今回は砂糖を使った実験を紹介したいと思います。
用意するのは重そう（炭酸水素ナトリウム）、砂糖、お玉、はしです。

さて実験に入ります。
�@まずスプーン１杯の重そうを水でこねます。
　水の代わりに卵白を使うとさらに実験が成功しやすくなります。
�A砂糖水を作り、お玉に入れてはしを立てます。
　（砂糖水にはしは立たないので手で持っていて下さい）
�B砂糖水の入ったお玉を熱します。
�C砂糖水の中に先ほど作った重そう入りの水を加えます。
　はしをお玉の上から抜きしばらく待ちましょう、ここでもくもくと
　膨らんできたならば大成功です。

ここで大事なのは重そうを入れるタイミングです。
てんぷら油用の温度計があるならばできるだけ使ってみて下さい。
何度で入れると一番膨らむのか、いろいろな温度で試してみてください。
温度を探すのも実験の一つです。